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エディブロ ネットセミナー 中小塾のための「集客の極意」⑫-チラシ以外のツールについて-

執筆者の写真: 森智勝森智勝

この記事は塾生獲得実践会の森智勝氏のご厚意により、全国学習塾援護会のHPから転載したものです。


※このコラムは2014年6月にエディブロ導入塾に配信されたメルマガからの転載です。

チラシと並ぶ集客ツールとして重要なのがホームページです。 「チラシ」「ホームページ」「入塾案内」は集客の三点セットです。この3点を見ない(読まない)見込み客は皆無と考えて良いでしょう。順番としては…


  1. チラシを見て興味を持つ

  2. ホームページを見てますます興味を持つ

  3. 電話で問い合わせていよいよ興味を持つ

  4. 来塾して決定的に興味を持つ

  5. 入塾案内を父親と見て塾に惚れ込む


こんな順番でしょうか。イレギュラーとして、「塾に通っている友人に頼んで(あるいは、いきなり訪問して)入塾案内をもらってくる」というパターンもあるでしょう。

いずれにせよ、上記の集客3点セットを見ずに入塾を決断する家庭は稀だと思って間違いありません。と、なれば、いかにこの三点を有機的に関連付けるかが重要になってきます。ところが…


どれを見ても、代わり映えしない塾が多い。原因は…データの使い回しです。チラシに載っている写真がホームページにも入塾案内にも使われている。入塾案内の文章がそのままホームページに掲載されている。これでは見込み客はガッカリします。どれを見ても「新たな発見がある」という状態を創り出すことが重要です。

チラシは最も情報量が少ないため、インパクト重視です。ここで興味を持ってもらわないと先へ進みません。また、ホームページ、入塾案内に比べるとはるかに目に留まる頻度が高い。やはり、チラシの出来がマーケティングの全てを牛耳っていると言ってもいいでしょう。これを手抜きするとOUTです。チラシにストーリー性を持たせてください。これも戦略的に進めることです。そしてホームページへと誘います。

ホームページは情報量が勝負です。文字通り「質より量」を心掛けてください。全部を読んでもらおうと考える必要はありません。その圧倒的情報量が「塾の面倒見の良さ」を感じさせます。写真・ブログを目一杯活用しましょう。(生徒の肖像権には配慮を)


ホームページの具体的な作り方については、専門家にお任せします。 ホームページは「ビックリ箱」のイメージでいいと思います。しかし、入塾案内は格調高くまとめたいものです。保護者世代はデジタル(web)とアナログ(紙)から受け取るイメージが違います。そのイメージに合わせた内容が必要です。


中には入塾案内が「入塾案内」になっていない塾があります。最初から最後まで「手続き案内」になっているのです。これではつまらない。情報量としては、ホームページほど網羅できませんが、不特定多数を対象とするホームページとは違った作り方をしなければなりません。


小冊子や高校情報を添付するのもいいでしょう。「先輩達による高校紹介」なんてのも効果的ですね。全ての人には公開できないけれど、真剣に塾を探している人にだけ提供できる情報、そうしたものが「入塾案内一式」には付加されていてほしいですね。質より量の法則は、ここでも有効です。

  • チラシで興味を持った人にホームページで何を見せるか

  • 入塾案内を手にした人(資料請求をした有力な見込み客)に何を見せるか


ぜひ一度、自塾の集客3点セットを見直してください。

集客3点セットが確立したら、そこに周辺要素を付加していきます。最も重要なのは紹介制度でしょう。案内文・紹介カード・御礼…これも丁寧に構築してください。(次回以降、詳しく説明します)

その他としては次のことが挙げられます。


  • 看板

  • 窓に貼るカッティングシート&ポスター

  • のぼり

  • ポスティング

  • 門配(最寄の学校)

  • 駅配(最寄の駅)

  • 道配(校舎の前)


これらは、基本的に「どちらでもいいもの」ではなく、「無駄なら御の字」と考えるべきものです。もちろん、ポスティングならばゴミと思われない工夫、門配等は道に捨てられない工夫は必要ですが、どちらかと言えば「無駄で終る(リスクがない)ならば、やらないよりはやった方がいいだろう」程度の軽いノリで取り組めばいいと思います。あまり頑なにならず。

こうしたことも事前に準備が必要です。思い立って「明日、門配をやろう」と思っても、配るものが「余ったチラシ」では(いくらダメモトとは言え)さすがに…ねっ。

さて、次は塾の集客の柱と言ってもいい「紹介」についてお話を進めていきます。

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