加藤邦彦の「塾経営デジタル革命」 最新ウェブマーケニュースまとめ(2024年12月分)
- 加藤 邦彦
- 4月9日
- 読了時間: 13分
塾生獲得実践会様のメルマガに連載させていただいている「加藤邦彦の『塾経営デジタル革命』」から、2024年12月分の「最新ウェブマーケニュース」をまとめました。
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【ChatGPTによる要約】
JA全農広報部がSNSを活用して成功した事例について紹介しています。以下が主なポイントです: SNSの活用: JA全農広報部は、公式Xアカウント「全農広報部【公式】日本の食を味わう」(@zennoh_food)で、レシピ紹介や食の豆知識など親しみやすい投稿を行い、27万人以上のフォロワーを獲得しています。 コロナ禍の影響: コロナ禍で牛乳の需要が大きく落ち込み、消費拡大キャンペーンを開始。これに合わせてXで「牛乳とヨーグルトでラッシーができる」というレシピを投稿し、大反響を呼びました。 noteの活用: Xアカウント開設の約1年後にnoteを立ち上げ、より深い内容を発信しています。noteでは、JA全農の事業内容や職員向けの広報紙「Minorinote」の内容も投稿しています。 Instagramの活用: 複数のアカウントがあり、広報SR課や他の事業部が活動内容や商品情報を発信しています。 これらのSNS活動を通じて、国産農畜産物の消費拡大を図り、間接的に事業貢献につなげています。
記事の2ページ目でSNS担当者の方が語っていた『「バズればいい」わけでもないとも思っています。一定のクオリティの投稿を「積み重ねていく」こと自体が大事だと考えています。情報があふれている中で投稿を読んでもらうには、アカウントに対する信頼感が必要だと思うんです』という言葉が印象的でした。
SNSの運用はどうしても短期的な成果を求めがちになりますが、上記のように「長い目で見たときに間接的な成果を得られる」という側面もあります。そう考えると、SNSは上記森先生の記事にある「面倒見の良さを暗黙知で伝える」ツールとして最適なのかもしれません。
【ChatGPTによる要約】
Googleアナリティクス4(GA4)の新機能「ベンチマーク」について説明しています。主なポイントは以下の通りです: ベンチマーク機能の概要:GA4のデータとGoogleが定義する業種別のデータを比較できる機能。 UAとの違い:UAにも同様の機能がありましたが、GA4ではカテゴリが細かく分かれており、より詳細な比較が可能。 利用方法:ベンチマークを利用するためには、事前にアカウント設定で「モデリングのためのデータ提供とビジネス分析情報」の設定を有効にする必要があります。 指標の種類:GA4のすべての指標が利用できるわけではなく、特定の指標のみが利用可能。 実際の活用例:アユダンテのデータからベンチマークを見てアクションを考える例が紹介されています。
Googleが提供しているアクセス解析ツール「GA4」に同業他社の指標と比較できる「ベンチマーク」機能が実装されました。
ただ、単純に「競合他社と比較してアクセス数が多い(少ない)」といった情報が得られるものではない点に注意が必要です。よりビジネスの成果に直結する(とGoogleが考えている)「新規ユーザー率」や「直帰率」といった指標を比較できる機能になっています。
例えば「同業他社と比較して新規ユーザー率が低いから、対外的な情報発信を増やしていこう」といった、意思決定を助ける使い方ができると思います。
【ChatGPTによる要約】
Googleの「AI Overview」がSEOに与える影響と、それに対する対策について説明しています。主なポイントは以下の通りです: AI Overviewの登場:Googleは2024年8月から検索結果画面に「AI Overview」を表示し始めました。これは、検索キーワードに関連するサイトの情報を生成AIが要約してくれる機能です。 SEOへの影響:AI Overviewは通常の検索結果よりも上位に表示されるため、SEOに取り組むWeb担当者にとって重要な動向です。 SEOの進化:AI Overviewの表示に対応するため、SEOの基本を押さえつつ、充実したコンテンツを作成することが求められます。 リンクとサイテーション:ページへの被リンクが多い方がSEOで優位であり、特定ページへの被リンクの多さも重要です。 ユーザー体験:サイト表示速度や直帰率、ページ滞在時間などのユーザー体験がSEOに影響します。 クローラー体験:Googleのクローラーがサイトを正しくクロールできるようにするための準備と設定が重要です。 これらのポイントを踏まえて、SEO対策を進めることが推奨されています。
今年の夏ごろからGoogleで検索をすると検索結果ページの上部に「AIによるまとめ」が表示されるようになりました。この「まとめ」の元になる情報ソースに自社のホームページ(HP)が選ばれると、そのHPへの誘導率は高まる一方で「まとめ」に満足してHPに訪問しない「ゼロクリック」が増えると分析されています。それにより特に「情報提供」を目的としたコンテンツで集客を図っているHPは影響が出てきそうです。
利用者としては便利な機能ですが、情報提供側としてはマーケティング戦略の再考をしなければいけない可能性もある機能だと感じました。
【ChatGPTによる要約】
LINE公式アカウントの「リッチメニュー」機能について詳しく説明しています。リッチメニューは、LINEのトーク画面下部に固定表示されるメニューで、ユーザーの目に留まりやすく、閲覧頻度が高いのが特徴です。以下は主なポイントです: リッチメニューの特徴:トーク画面下部に固定表示され、クーポンやショップカードなどの機能を設定できます。 業種別の活用事例:飲食店、ECサイト、美容サロン、旅行会社、不動産業、医療機関など、さまざまな業種での具体的な活用方法が紹介されています。 運用のコツ:表示/非表示の切り替えや期間による出し分け、自動応答メッセージの設定、クーポンやショップカードへの誘導など、効果的な運用方法が説明されています。 デザインのコツ:シンプルで直感的なデザイン、目立つボタンデザイン、ユーザーに次の行動を誘導するテキストなど、リッチメニューのデザインに関するアドバイスが提供されています。 活用事例:具体的な企業や店舗の事例が紹介されており、リッチメニューを活用した成功例が示されています。 リッチメニューを効果的に活用することで、集客や販促の効果を高めることが期待できます。
学習塾の場合、夏期講習や冬期講習の案内ページ(HP)へのリンクボタンを、期間によって出し分ける運用をしているケースが多いと感じます。
リッチメニューの仕様上、背景やコンテンツとの境目がわかりにくくなりがちなので、枠線をつけたり色合いを工夫して「メニュー」であることがはっきりとわかるデザインにすると良いと思います。
【ChatGPTによる要約】
Web広告を利用して店舗への来店数を増加させる施策について説明しています。主なポイントは以下の通りです: 来店数の計測:Google広告などの媒体では位置情報を使って来店コンバージョンを計測する機能がありますが、ユーザーが位置情報をオンにしていないと正確な計測が難しい。 施策の実施:クライアントと協力して、来店数増加のための施策を実施。 クーポンの発行:広告を見たユーザーに対してクーポンを発行し、来店を促進。 配信と最適化:短期間での配信と最適化を行い、効果を最大化。 結果の計測:配信したクーポンの読み込み数をカウントし、来店コンバージョンとして計測。 この施策により、広告からの来店数をしっかりと計測し、今後の施策に役立てることができます。
実店舗のある企業のウェブマーケティングの現場でよく出てくる要望に「広告を見たユーザーが実際に来店したかどうか知りたい」というものがあります。色々な方法が考えられますが、上記記事の例では専用のクーポンを発行して、来店時に読み取ることで計測をしています。やっていることはチラシにクーポンを付けて回収する従来の手法と同じですが、結局のところこういったアナログな手法がもっとも信頼できます。
一応顧客が持っているスマホの位置情報等から来店しているかどうかを判別する方法もあるのですが、プライバシーへの配慮等の観点から精度が低くなるのが難点です。
【ChatGPTによる要約】
LINE公式アカウントのあいさつメッセージの作成方法や例文を紹介しています。以下が主なポイントです: あいさつメッセージとは: ユーザーがLINE公式アカウントを友だち追加した際に自動的に送信されるメッセージです。 初期設定では定型文が設定されていますが、配信内容に合わせて変更が可能です。 あいさつメッセージの重要性: 友だち追加直後に送信されるため、読まれる可能性が高く、第一印象を決める重要な役割を担います。 メッセージを受け取った後の具体的なアクションを促すことで、ブロック率を低下させることができます。 メッセージ作成のコツ: 簡潔でわかりやすい文章を心がける。 友だちの表示名を入れて呼びかける。 クーポンなどのお得な情報を配信する。 改行や絵文字を使って視覚的に見やすくする。 配信タイミング: 新規フォロワーやブロック解除ユーザーに対して、フォロー直後に自動であいさつメッセージを送信します。 業種別のポイント: 飲食店、美容・サロン、小売店、教育・習い事など、業種ごとに適したあいさつメッセージの例文やポイントを紹介しています。 他の機能との連携: リッチメニューやLINEチャットボットとの連携により、さらに効果的に活用できます。
LINE公式アカウントの友だちになってくれた方に対して、一番最初に送られるメッセージが「あいさつメッセージ」です。上記概要にもありますが、読まれる可能性が高く第一印象を決める重要な役割があります。
この「あいさつメッセージ」が「自分に合っていない」と友だちに感じられてしまうと、ブロックにつながる可能性があります。ぜひ上記の「3.メッセージ作成のコツ」等を参考にして、効果的な「あいさつメッセージ」を設定してください。
【ChatGPTによる要約】
メールマガジンとSNSマーケティングの最新動向についての調査結果をまとめたものです。以下が主なポイントです: 登録のきっかけ: メールマガジンの登録やSNSのフォローのきっかけとして最も多かったのは、「セール・クーポンなどの情報がある」ことでした。 特にLINEでは、52.8%のユーザーがこの理由で登録しています。 影響を受けた投稿者: 購入に影響を与えた投稿者として最も多かったのは、「一般の方の投稿」でした。 49.6%のユーザーが一般の方の投稿を見て購入を決めたと回答しています。 購入のきっかけとなったメッセージ: メールマガジン経由で購入したことがある商品は、「グルメ」が最も多く、23.2%のユーザーが回答しています。 他のSNSと比較しても、メールマガジン経由での購入割合が高いです。 嫌われる投稿内容: メールマガジンやSNSで嫌われる投稿内容として、「投稿がおもしろくない」(37.2%)、「投稿頻度が多い」(36.0%)が挙げられました。 ハッシュタグ投稿企画の参加経験: 43.9%のユーザーがハッシュタグ投稿企画に参加したことがあると回答しています。 参加の理由として最も多かったのは、「おもしろそうだったから」(49.9%)でした。
マーケティング活動におけるメールやLINEの立場について、「認知」段階ではなく「興味」や「関心」段階の見込み客に向いているのではないか、反対にXやInstagram、Facebookは「認知」を広げるのに向いている、と総括されています。
【ChatGPTによる要約】
学習塾の集客方法について詳しく説明しています。主なポイントは以下の通りです: ホームページの重要性:学習塾の顔とも言えるホームページは、集客のために必ず用意しておくべきです。保護者や生徒が興味を持った際に、最終的にはホームページを確認し、問い合わせや体験を申し込むからです。 口コミ対策:口コミは学習塾を検討するきっかけとなることが多いです。良い口コミを書いてもらうために、Googleビジネスプロフィールなどで基本的な情報をしっかりと掲載し、書き込まれたコメントに誠意を持って返信することが重要です。 チラシの活用:チラシはエリアに密着した業界である学習塾にとって効果的な集客方法です。ホームページへのアクセスやリアルな交流の場面での話題を作るための誘引剤として活用します。 紹介イベントやキャンペーン:既存顧客の紹介で新しい顧客を連れてきてもらうリファラルマーケティングの仕組みです。信頼性が担保された上で質の高い顧客を獲得することができます。 これらの方法を組み合わせて、効果的な集客を目指しましょう。
以前コミュニケーションアプリの「コミル」が行った調査で「口コミに対する重要度が学習塾側と塾生の保護者側で大きく違う*」という結果が出たことがありました。*保護者はとても重視しているが、学習塾はそれほど重視していない
口コミを誘発する「紹介キャンペーン」に注力することで集客力が高まった、という事例もあります。もし現在集客に課題を感じているようであれば、貴塾の口コミについて再確認してみることが解決策につながるかもしれません。
【ChatGPTによる要約】
従来のマーケティング手法の限界:調査対象のマーケティング担当者の約9割が、従来のやり方では成果が出にくいと感じています。 成果が出にくい施策:特にDM、街頭広告、テレビCMが成果を出しにくいとされています。 生成AIの活用:生成AIを活用することで、データ分析やレポート作成などの業務効率化が期待されています。約3割の企業が週1回以上生成AIを利用していると回答しています。 生成AIの評価:生成AIがマーケティング業務に役立つと考える人が多く、特にデータ分析やレポート作成での効率化が期待されています。 マーケティング業務のストレス要因:情報収集の時間不足や単純作業に時間が取られることが主なストレス要因とされています。
MA(マーケティングオートメーション)を提供しているHubSpot Japanが行ったアンケートの結果です。
上記の要約にもありますが、「DM」「街頭広告」「テレビCM」は1年前と比べて成果が出づらくなったと感じているマーケターが多いようです。逆に効果が出やすくなった施策としては「インフルエンサーマーケティング」「オンラインセミナー」「SNS」「YouTubeなどの動画」が挙げられています。
昨今では保護者会や入塾説明会をZoomなどのオンラインミーティングツールを使って行う塾も増えてきました。上記森先生のコラムにならえば、オンラインミーティングツールは対面と電話の間に入ってくると思います。
コロナ禍でオンラインミーティングツールを導入した塾も多いと思います。ツールの新しい活用方法として、検討してみてはいかがでしょうか?
【ChatGPTによる要約】
生成AIの可能性:生成AIはコンテンツマーケティングの在り方を大きく変える可能性がありますが、効果的な活用方法や適切なプロンプトの作成に関する知識不足が導入の壁となっています。 実践的なスキル:読者が生成AIをスムーズに業務に取り入れるために、具体的な手順やノウハウを紹介しています。 成功の要素:生成AIを効果的に活用するためには、「役割」「文脈」「行動」の3つの要素が重要です。これらの要素が明確であるほど、生成結果が期待に沿ったものになります。 人間の役割:生成AIが提供するコンテンツを精査・調整するのは人間の役割です。例えば、不適切なワードを避けたり、冗長な表現をカットしたりすることで、精度を上げることができます。
生成AIで文章を作成する際のコツを紹介している記事です。
生成AIによる成果物がイマイチの場合、多くは人間側の指示が不十分&不明瞭だった可能性が高い、と指摘しています。イマイチな出力を防ぐための具体的な対策として、プロンプト(AIへの指示)に「AIに任せたい役割」「背景や望ましい出力例」「AIにさせたい行動」を盛り込むと良い、とアドバイスしています。また、実際の現場では1回で理想的な結果が得られることは少ないので、まず生成AIにアイデアを出力させて、それから最適なものを選び出していく作業が必要、とも言っています。
面倒なアイデア出しや最初のきっかけはAIが担当し、クリエイティブな味付けは人間が担当する、二人三脚のような活用が現状では適していますね。
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