塾生獲得実践会様のメルマガに連載させていただいている「加藤邦彦の『塾経営デジタル革命』」から、2024年9月分の「最新ウェブマーケニュース」をまとめました。
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【ChatGPTによる要約】
良い商品やサービスだけでは売れない時代。販促やブランディングが重要。 中田氏はAOKIでの新規事業撤退を経験し、「商品の良さだけでは顧客に届かない」と痛感。 デジタル知識だけでなく、企画から顧客への届け方まで一気通貫での取り組みが必要。 中川政七商店でブランディングツール「MONJU」プロジェクトを担当、トレードオンを重視。 「一生謙虚、一生挑戦、一生学習」を心がけ、成長を続ける。
インタビュイーの中田氏(中川政七商店のマーケター)が、記事内で語っていた内容が印象的でした。
仕事を通じて実感したのは、商品の魅力が伝わらなければ、いくらデジタルの知見があっても商品は売れない。どれだけ商品を磨き上げても、お客様がいなければ商品が使われる機会が作れず、お客様をたくさん集められても、商品やコミュニケーションの仕方が合わなければ商品の魅力は届きません。
ウェブマーケに関する情報ではないですが、LINE公式アカウントに関して影響が大きそうなお知らせだったので取り上げました。
LINEビジネスIDにメールアドレスを登録して利用しているユーザーの場合、9月3日から2段階認証が強制的にオンになります。したがって、登録しているメールアドレスが古いものだったりするなどメールが受け取れない場合、その後ログインすることができなくなります。LINEアカウントを開設している各塾は、念のため一度確認しておくことをおすすめします。
おそらく先日報道された下記ニュースに関連した措置だと思います。
【ChatGPTによる要約】
星野リゾート代表の星野佳路氏は、慎重さと革新性を持つ経営者として知られる。 リゾナーレ八ヶ岳の運営引き受けは、スタッフの熱意に動かされた感情的な決断だった。 星野氏の慎重さは、家業を継ぐ使命感に由来し、潰さずに次世代へ繋ぐことが重要なミッション。 日本の観光産業の低待遇改善を目指し、国際進出を模索。 星野リゾートの次なる大きな挑戦は、米国での温泉旅館展開。
星野リゾート代表の星野佳路氏へのインタビュー記事です。
インタビューのまとめとして「星野氏は経営の意思決定をする際に、自社の存続のための極めて慎重な姿勢を維持しながらも、刺激的なコンセプトやサービスを大胆に打ち出している。」とあります。
この慎重さは「家業を潰せない」という使命感からきており、革新性はアメリカでの経験で感じた危機感から産まれているように思います。意思決定をする際に「慎重さ」と「革新性」という相反する切り口からプランを検討をすることで、より独創的な戦略が産み出せるのではないかと感じました。
【ChatGPTによる要約】
ランキングサイトへの掲載によるサイテーション効果は、SEOにわずかに好影響を与える可能性があるが、実感できるほどの効果は期待できない。 サイテーション自体のSEO効果は小さく、主な効果は知名度の向上による指名検索やクリック率の改善。 ランキングサイト掲載は、流入の費用対効果や知名度向上の期待値で判断すべき。 特に新規サイトには多少の効果があるかもしれないが、過度な期待は禁物。
学習塾業界にも様々なランキングサイトやまとめサイトがありますが、それらのサイトに自塾のHPが掲載されることの効果について述べた記事です。SEOの効果としては軽微、知名度の向上やリンククリックによる流入の効果の方が期待値が高い、という見解のようです。
記事を読む限り少なくともマイナスにはならなさそうなので、利用できるものは利用した方が良いのではないかと思います。
【ChatGPTによる要約】
事業成長の3ステージは「0→1」「1→10」「10→∞」。 「0→1」は新規顧客を獲得する段階。仮説に基づき最初の顧客を見つける。 「1→10」は最初の顧客と同様の価値を持つ新たな顧客層を拡大。顧客数と価値の再評価が重要。 「10→∞」では、投資を最大化して規模を拡大。単価や頻度向上、販路拡大を通じて成長を加速する。 顧客ニーズを深く理解し、各ステージで適切なアプローチが求められる。
記事によれば「0→1」のステージは「最初に『このプロダクトがすごく欲しい』と対価を払う人が出てきた段階」と定義しています。
最初のひとりがなかなか出てこない状態であれば、「プロダクト(サービス)」か「ターゲット」のどちらかに改善の余地があるのかもしれません。記事では最初の顧客の価値を見出してもらうために「要望の具現化」と「情報を届ける」重要性が説かれていました。
【ChatGPTによる要約】
LINEチャットは、企業がユーザーと1対1でやりとりできる機能で、身近なコミュニケーションが可能。 タグ機能は、ユーザーごとにタグを設定し、同じタグのユーザーをまとめて管理・メッセージ配信できる。 ノート機能は、トークルーム内で情報を記録し、他スタッフとの引き継ぎに役立つ。ノートの内容はユーザーには見えない。
学習塾向けの活用方法として、以下のような提案が紹介されています。
タグ:利用している講座名(学力アップコース、難関校合格コース)、直近の利用状況(検討中、利用中、退会済みなど)、生徒の年代(小学校低学年、高学年、中学生)など
ノート:利用のきっかけ(教室を目にした、各種広告を見て、知人の口コミ)、生徒や保護者との面談で話した内容、指導に関する注意点など
また、実際の事例として看護師向けのセミナーを展開している「ナース・ライセンススクールWAGON」の活用方法が紹介されていました。
タグでは、どのユーザー(例:看護学生、看護師)が、いつ(例:受講した年度)、何(例:セミナー、講習会、サブスクプランなど)を利用したか区別できるようにして、LINEチャットで問い合わせしてきた方の判別を行っています。加えて、一部のサービス利用者のみを対象にした講義動画の視聴URLを、個別のチャットでお送りするなどの対応を行っています。 また、ノートにはタグだけでは伝えきれない内容を入力して、アカウント運用者間の連携をスムーズにしています。具体的には、申し込み手続きの状況などを段階的に記入することで、どのアカウント運用者が担当しても手続きに漏れを生じさせないなど、きめ細やかなサービス提供に役立てているそうです。
もちろん塾生の名簿やカルテを見ればこのような情報はわかると思いますが、お問い合わせのあったチャットと同じ画面内ですぐに確認できるのは便利です。LINEチャットを利用しているが「タグ」「ノート」機能は使ったことがない、という塾長さんは是非使ってみて下さい。
【ChatGPTによる要約】
ブランディングは、マーケティングの一手法で、商品やサービスの便益と独自性を顧客に覚えてもらうことが目的。 ロゴやデザインだけでは意味がなく、便益や独自性と紐づいた印象が重要。 顧客の記憶から商品が消えることを防ぎ、継続購入につなげる手段として機能する。 ブランド作りは「誰に」「何を」提供するかを明確にし、価値を感じた顧客に再び想起させることが鍵。
「ブランディング」について解説している記事です。ブランディングの主目的はプロダクトを覚えてもらう・思い出してもらうことにあり、「価値がありそう/あると感じていたけれども、つい忘れてしまった」という「忘却」を防ぐのが、ブランディングの大きな役割、と定義しています。
森先生の記事にある「○○ならばあの塾だよね」という評判を作ることは、まさに「ブランディング」であると言えますね。
【ChatGPTによる要約】
お客様満足度と売上の関係: 企業の事例では、必ずしも満足度が売上増に直結しない場合がある。 THE MOLTSの事例: デジタルマーケティング支援で満足度が高いほど推奨率が上がり、紹介案件が増加。 コスト削減: 紹介案件により営業効率が向上し、コスト削減と利益拡大が実現。 結論: 満足度が高いことは、間接的に売上につながると認識しつつも、例外も存在する。
「お客様満足度」が高いことが売上アップに直接的につながる業態とつながらない業態がある、という記事です。乱暴にかみ砕くと「売上の増減には様々な要因が絡んでいるので、お客様満足度だけでは判断できないですよ」という内容で、具体的な検証方法が公開されています。
検証の中で「お客様満足度が高いと周囲への推奨率が上がる」「推奨率が高いと事前期待のあるお問い合わせが増える」「紹介案件は受注率が高い」という分析がされていました。これは一般的にも納得しやすい分析結果と言えます。また、満足度については「満足につながる要因と不満足につながる要因は別物である」と分析しています。
塾は紹介による見込み客の獲得が非常に重要な業態なので、自塾の顧客にとって何が「満足につながる要因」なのかを見極めることはとても大切だと思います。同時に、退塾率を下げるために「不満足につながる要因」を突き止めることも大事だと感じました。
【ChatGPTによる要約】
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