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  • 加藤 邦彦

学習塾がホームページを制作するときに必要な準備

自力で制作する場合でも、外部に依頼をする場合でも、ホームページを制作(リニューアル)する際には、様々なことを検討したり準備をしなければなりません。


いくつか重要なポイントをまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。




■ ホームページ制作の目的を決める


ホームページ制作にあたってまず最初に行うべきことは、目的の明確化です。

学習塾の場合は、主に「新規生徒の獲得」と「既存生徒への情報提供とフォロー」を目的とするケースが多いでしょう。

「新規生徒の獲得」という目的に対しては、まず、集客したい生徒層(とその保護者)を明確にする必要があります。

学年、地域、学力、志望校、指導方法(集団か個別かなど)などの切り口から、集客したい生徒と保護者のイメージを具体的に作りましょう。

その際ペルソナ*を作っておくと、塾内外の協力者にイメージを共有しやすくなりますのでおすすめです。


*ペルソナ設計・・・自塾の顧客となる典型的なユーザー像を設定し、そのユーザーに対して最適なコンテンツやメッセージを作り上げるための手法です。性別、年齢、職業、趣味、ライフスタイルなど、そのユーザーの属性や行動パターンなどを可能な限り具体的に想定し、イメージ化します。マーケティングやプロモーションの効果を高めることができると言われています。

また、「既存生徒への情報提供とフォロー」という目的に対しては、生徒や保護者が求めている情報をホームページ上で提供することが重要になります。

生徒や保護者とのコミュニケーションのなかから「HPに載せておくと喜ばれそうだな」と感じる情報をピックアップしておくと良いと思います。

目的を明確にすることで、ホームページのコンテンツやデザイン、機能に必要な要素が見えてきます。ホームページを制作する前にまず目的を明確にし、その目的を達成できるホームページを制作することを意識しましょう。




■ 掲載するコンテンツを考える


ホームページ制作の目的が明確になったら、その目的を達成するために必要なコンテンツを考えます。


例えば、中学生向けの学習塾の場合、模擬試験の解説や進路に関する情報、入塾案内や授業スケジュール、先生たちの紹介などが必要なコンテンツとして考えられます。


また、ライバル塾と差別化できるコンテンツを考えることも重要です。

実際に授業を受けた生徒たちの体験談や、授業の様子が分かるコンテンツ(画像や動画)、塾長の教育論など、自塾にしかないコンテンツを準備することで、生徒や保護者の興味を引きつけることができます。


もちろん、コースや授業料の紹介、教室の案内(アクセス)など基本的なコンテンツも忘れないようにしましょう。

特にコースや授業料の紹介については、各塾が独自の形式で掲載していることもあり、保護者にとってわかりにくいものになっていることが多いと感じられます。

大手塾のコース紹介ページなどを参考に、わかりやすい構成にすることを心がけましょう。


リニューアルの場合は、現在のホームページに足りていないコンテンツや、反対に不要なコンテンツを洗い出す作業も必要です。




■ 運用体制の考慮


制作前や制作中にはなかなか考えづらいことではありますが、学習塾のホームページにおいて重要なのはそのデザインや出来栄えよりも、制作後の運用です。


ホームページは情報が古くなると閲覧者にとって価値が下がります。日々の塾経営をしていくなかでは大変だとは思いますが、少なくとも週に2回程度の更新は心がけましょう。


そのため、コンテンツの検討段階で制作後に運用(更新)で困りそうなコンテンツは用意をしない、という判断をすることも時には大切です。


デジタルに強いスタッフがいるのであれば前もって協力を取り付けておく、塾長自身が更新するのであれば無理のない範囲に留める、といった制作後の運用体制も考慮してコンテンツの取捨選択を行いましょう。




■ デザインの検討


ホームページのデザインは、塾のイメージや目的、ペルソナに合わせたものが求められます。自社のブランディングやイメージを反映させるために、イメージカラーやフォント(文字の種類)の選定を行いましょう。


なお、配色については「70:25:5の法則」を知っておくと役に立ちます。

この法則では、配色に使う色をベースカラー(70%)、キーカラー(25%)、アクセントカラー(5%)に分けることが提唱されています。

ベースカラーは、ウェブサイトの背景色や大きなエリアを占める色として使用され、ブランドカラーやイメージカラーの彩度を落とした色が使われることが多いです。

キーカラーは、ロゴで使われるようなブランドカラーやイメージカラーが利用されることが多いです。

アクセントカラーは、主色や副色に対して強いアクセントを与えることができるカラーで、補色の関係にある色がよく使われます。


また、現在においては既に当然とも言えますが、スマートフォンからも閲覧されることを考慮してレスポンシブデザインにも対応する必要があります。


そして、何よりホームページの目的に合わせたデザインを検討する必要があります。

例えば、「新規生徒の獲得」という目的を達成するためには、ホームページからのお問い合わせ(メールや電話)を増やす必要があります。

そのためには、目的達成のゴールに最も近い「お問い合わせページ」へのリンク(もしくはフォームそのもの)をファーストビューの目立つ箇所に設置する、といったデザイン・レイアウトの検討が必要になってきます。




以上のような情報をあらかじめ検討・収集しておくことで、ホームページの制作がスムーズに進みます。

外部に依頼をする際にも上記のような情報を共有しておけば、よりイメージに近いホームページに仕上がる可能性が高くなるでしょう。


ホームページを制作(リニューアル)する際には、ついつい見た目(デザイン)から先行してしまいがちです。

ですが、上記のように目的から考えていくことで、仮に制作途中で迷いが生じた時にも正解に近い判断をすることができます。


塾の経営において商品(授業)とマーケティングは車の両輪です。

そして、インターネットマーケティングにおいて、ホームページはコアとなる存在です。

是非貴塾の推進力となるようなホームページを制作してください。



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