生徒募集のチラシにQRコードを載せている塾は多いと思いますが、QRコードを作成・掲載する際のポイントをお伝えします。
リンク先のアドレス
QRコードを読み込んだ際に表示されるページですが、HPのトップページに設定をしていたり、場合によってはそのチラシのPDFが表示されるケースが見受けられます。
チラシのQRコードを読み取ってアクセスをしている保護者の主な動機は、「申し込みをしたい」「もっと詳しく知りたい」ですので、申込フォームがあり、チラシの情報を補完できるページに設定することをおすすめします。
ランディングページ
QRコード等からのアクセス先ページのことをランディングページ(LP)と呼びます。
前述した通り、チラシのQRコードからアクセスをしている保護者の主な動機は、「申し込みをしたい」「もっと詳しく知りたい」ですので、その期待に応えられるページを作成することが大切です。
まず「チラシを見て申し込みをしたい」と思っている保護者に向けて「申し込みフォーム」を設置しましょう。
その際、できればランディングページの最上部に設置ができると効果的です。最上部に設置ができない場合は、フォームの位置まで移動できるボタンを設置しておくことをおすすめします。
また、「詳しく知りたい」保護者に向けて、チラシを補完する情報を掲載します。
掲載しきれなかった写真やカリキュラム、成績アップの実績、生徒や保護者の声、教師の紹介、挨拶や授業風景の動画、詳しい地図(Googleマップ)など。
チラシと違い紙面サイズの制約はありませんので、できるだけ多くの情報を掲載することをおすすめします。
アクセスの計測
ホームページでアクセス解析ツールを使用しているのであれば、ランディングページのアドレス(URL)に特殊な文字列(パラメータ)を付けた状態でQRコードを作成すると、アクセス解析ツールを使ってチラシのQRコード経由のアクセスを計測することができます。
それによって効果のあったチラシ、無かったチラシを可視化することができますので、次回以降のチラシ配布計画に役立てることができます。
一般的な個人塾であれば年10~15回程度のチラシを配布していると思います。
チラシごとにデザインや配布地域を変えている塾もあるでしょう。
それぞれの配布日、地域ごとに判別できるようにしておけば各チラシの費用対効果が見えてきますので、貴重な広告予算を無駄なく効果的に運用することができます。
アドレスに付ける「特殊な文字列(パラメータ)」ですが、具体的には下記のようなものになります。
例:2023年春期生徒募集用のチラシに掲載するQRコード用のパラメータ
?utm_source=qrcode&utm_medium=flyer&utm_campaign=2023spring
なお、パラメータはタイプミス等があるとアクセス解析ツールでうまく計測できません。作成時には下記のようなページ(ツール)を利用されることをおすすめします。
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