エディブロ ネットセミナー メルマガ 2016年7月

この記事は塾生獲得実践会の森智勝氏のご厚意により、全国学習塾援護会のHPから転載したものです。
※このコラムは2016年7月にエディブロ導入塾に配信されたメルマガからの転載です。
夏本番、夏期講習も佳境に入っている8月初旬です。 講習の合間にでも読んでいただければ幸いです。
昔、某料亭での食事に誘われたときのことです。
個室で食事をしたのですが、そこには一人の中居さんが付いて、何かと世話をしてくれました。
例えば我々が飲んでいるビールが空になるタイミングで次のビールの栓を仲居さんが抜いてくれるのです。
「もう一本抜きましょうか」などと無粋なことは言いません。
その料亭では市販の5倍の料金でビールを提供しているそうです。
た、高い!
ところが、その5倍のビールを店は勝手に栓を抜いて持ってきますし、客は喜んで飲んでいます。
考えてみれば不思議な光景です。
もし、居酒屋で「バイトのお姉ちゃん」が勝手にビールを持ってきたら怒りますよ。
「注文もしていないビールを売り付けるつもりか」って。
つまり、全く同じ商品でも売り方によっては価値が5倍も違ってくるのです。 なぜか…。 人は気持ち良くお金を使いたがっているから。 どうせお金を使うなら、気持ちよく使いたい。これは誰もが持っている自然な感情です。 ただシチュエーションによって「気持ちよく」の基準が違うだけです。 料亭には料亭の、居酒屋には居酒屋の「気持ちよさ」があるのです。 マーケティングの世界では、様々な格言があります。 「商品を売るな、自分を売れ!」 「何を買うかではない。誰から買うかが重要だ」 等々。
私の同級生に、自動車のディーラー(トヨタ系)をしている人物がいます。
何度も優秀者として表彰され、ラスベガスやハワイに招待されているカリスマ・ディーラーです。
ある車種が新規販売されたとき、常連の顧客から注文が入ったそうです。
その車種は同じトヨタでも系列が違い、彼のところでは販売ができませんでした。
顧客にその旨を伝え、別の販社を紹介すると申し出ました。
すると客は、「そうか。ところで君のところでは(同レベルの)何が売れるんだ」と聞いてきたそうです。
私は中小・個人塾に対して、安売りを否定する考えをずっと主張しています。
「顧客満足を上げるために値下げをするのは最も安易な手法であり、高くても買ってもらえる方向を目指すことは最も困難な道だから」という理由です。
人は困難な道を選ばなければ成長しません。
塾も一緒です。
値下げという最も安易な方法を採ると、塾の力量が落ちていくのを危惧します。
中小・個人塾は「高くても先生に指導してほしい」という顧客を作っていく努力が必要だと考えています。
安くすれば客は喜びます。
客は礼儀上、安くすれば感謝し高ければ文句を言う存在です。
それでも、人が気持ち良くお金を使いたい生き物ならば、それに応える塾を目指すべきです。
ぜひ、料亭のビールと同様、どうすれば高くても喜んで買ってくれるかを考えてください。
まずは、あなた自身が地域から求められる指導者になることですね。
頑張ってください!
暑い日々が続きます。 体調には十分に留意して「すごい講習」を続けてください。 暑い夏をより熱く!
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