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エディブロ ネットセミナーメルマガ 2016年1月

執筆者の写真: 森智勝
森智勝
2月16日
読了時間: 4分

この記事は塾生獲得実践会の森智勝氏のご厚意により、全国学習塾援護会のHPから転載したものです。 ※このコラムは2016年1月にエディブロ導入塾に配信されたメルマガからの転載です。 暖冬と思っていたら突然の豪雪で、特に九州・四国地方は慣れない雪に苦労されたのではないでしょうか。お見舞い申し上げます。

さて2月です。受験と新規募集がWで本番を迎えます。1年間で最も緊張する1か月ですね。どうぞ、スーパーマンのごとき活躍をしてください。

この時期、入塾面談や既塾生との三者面談等、面談をする機会が多くなります。今回は面談についての注意事項をお話します。

以前もお話したかもしれませんが、多くの塾長(教室長)が「自分が言いたいこと」を話す傾向にあります。それも正論で。正論は、時として相手を傷つけます。

「家で勉強していないから成績が上がらないのは当然だ」

「君にやる気がないから困っている」

「宿題も忘れることが多いし、欠席・遅刻も多い。これでは塾に通っている意味がない」

…全くもってその通りです。しかし、そんなことは言われるまでもなく本人・保護者は分かっています。酷を承知で言えば、それが出来ないから「お金を払ってあなたの塾を頼っている」のです。

「家で勉強しない」…勉強できるような家庭学習を提示するのが「あなたの仕事」です。

「やる気がない」…生徒のやる気を引き出すのが「あなたの仕事」です。

「遅刻・欠席が多い」…生徒が喜んで通塾する授業を提供するのが「あなたの仕事」です。

少なくとも、原因を全て生徒に求める塾よりも、何とか原因を取り除き、生徒が勉強を前向きに取り組めるよう努力し続ける塾と、どちらに支持が集まるか、言うまでもないことです。

面談は、あなたのストレス解消の場ではありません。自塾をアピールするセールスの場です。

成績不振の原因を突き止め、それを取り除く解決策を提示し、励まし、前向きになって帰ってもらい、「あの塾は熱心に取り組んでくれる」と評判を広めてもらうために面談はあります。その方が塾にとっても生徒本人にとっても有益です。生徒を凹ませ、保護者を恐縮させ、落ち込んで帰らせても、何の利点もありません。

ぜひ、親子が帰り道、「もっと頑張ろうね」と笑顔で会話できる面談を目指してください。模擬試験の帳票を広げて、「今の偏差値はいくつ、志望校の偏差値はいくつ、もっと頑張らないと志望校を変更するしかない」と言われて、前向きになる生徒・保護者はいません。そうではなく、どうすれば足りない偏差値を埋めることが出来るかという前向きな話が聞きたいのです。


つまり…面談の極意は、言いたいことを言うのではなく、相手が聞きたいことを話してあげることです。

入塾面談も基本は同じです。親子が前向きになれる面談を心掛けてください。


これは私の手法です。

入塾面談の席で、我が子をけなす親がいます。曰く「この子は本当にやる気がなくて…」「漫画とゲームばかりに夢中で…」。挙句の果てに「親として恥ずかしい」と言う人までいます。

そんな時、私は全力で母親に説教します。「親のその言動が子どもの意欲を削いでいる」と。その上で生徒に向かって穏やかに言い聞かせます。 「なあ、健太。言い方は下手だけど、母ちゃんがどうしてあんなことを言うのか分かるか?それは、お前のことを大切に思っているからに決まっているじゃないか。お前の将来を心配しているからに決まっているじゃないか。もう中学生なんだから、それくらいのこと分かるよな。じゃあ今、どうしなければならないかも分かるよな…」


中には涙ぐむ母親もいます。多分、自分の思いを上手に代弁してくれたと思っているのでしょう。一瞬ですが、面談の場に共鳴調和が生まれます。すると、前向きに入塾の話が進みます。

やはり、入塾面談でも「言いたいことより、相手が聞きたいこと」が優先です。 前述したように面談は、塾の評判を作る最大のチャンスです。セールスだけに終わらず、面談者の熱意や人柄も伝わる面談を心掛けてください。

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