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モリモリ元気レポート[33] -つむぎクラブ掲載文より

執筆者の写真: 森智勝
森智勝
3月13日
読了時間: 3分

この記事は塾生獲得実践会の森智勝氏のご厚意により、全国学習塾援護会のHPから転載したものです。


早いもので、今年も残り1ヶ月を切りました。誰もが時の経つ早さを実感しているのではないでしょうか。子供の頃に比べて1年を早く感じるのには理由があります。6歳の子供にとって、1年は人生の6分の1です。ところが、48歳の私には人生の48分の1にしかすぎません。早く感じるのも道理です。すでに人生の折り返し点を過ぎた身としては、ちょっと焦りを感じる日々です。生きた証しとして何かを残したい。日本の教育界に少しでも貢献したい。思いは「あなた」も同じでしょう。

昔から私は2007年が大きなターニングポイントだと主張してきました。日本の人口減少、団塊世代の大量退職。この二つが日本の経済に、そして塾業界に大きな影響を与えると思ったからです。事態は私の予想を超えて加速しています。調査によると、5年前に存在していた塾(事業所)のうち、36パーセントが廃業しているそうです。そして、それを上回る数の塾が新規開業しています。その多くは大手塾の分校とFCです。今、これほど淘汰の進んでいる業種は他にないでしょう。これをお読みの「あなた」は実に優秀な塾経営者です。この5年間を生き延びたという事実1つだけでも言えることです。問題はこれからです。次の5年間は「勝ち残り」を掛けた競争が始まります。この厳しくも激しい戦いに、ぜひ勝利してください。

正直言って、かつての塾業界はビジネスとして確立された分野ではありませんでした。夕方から適当に?仕事をするだけで充分やっていけた時代が続きました。しかし、町から八百屋が、魚屋が、お菓子屋が、喫茶店が姿を消しつつあるように、しっかりとした経営基盤を持たない「塾」は市場から消えていく運命にあります。これからは本気で本物を提供していく塾だけが存続を許される時代です。そして、勉強熱心な「あなた」には、その資格も責任もあるのです。健全な競争を通して、より良い学習環境を市場に提供してください。そのことが我々塾人の成すべき社会貢献の王道だと確信しています。

かつてのように「子供が好き」「教えることが好き」というだけでは勝ち残れません。いえ、そうした情熱を持っている方に勝ち残っていただきたいからこそ、経営の重要さを伝えたいのです。私は塾のマーケティングを専門にしていますが、教務と経営は塾にとって車の両輪と考えています。言ってみれば、マーケティングとは「あなたの情熱」を市場に早く正確に伝えるための手段です。ぜひ、マーケティングも学び続けてください。

来年度は熾烈な競争が激化することはあっても緩和されることはないと予想しています。しかし、だからこそ経営者としての「腕の見せ所」です。もちろん、多くの苦悩や問題点も降りかかってくることでしょう。それは経営者の醍醐味と思って前向きにトライしましょう。子供たちには常に前向きに、積極的に生きて欲しいと塾人ならば誰もが願っているはずです。その子供たちの人生に多少なりとも関わっている我々が消極的ではいけません。必ず突破口は見つかります。

「未来が見えないのは暗いからではない。あまりにも眩しすぎて目を閉じてしまうからだ!」

あなたにとって2008年が輝かしい年になりますように…。

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