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  • 加藤 邦彦

どう運用する?学習塾のSNS

学習塾の中にはホームページの他にFacebookやTwitter、TikTokといったSNSを運用しているところも少なくないと思います。


大手塾であれば専業の担当者がいる場合もありますが、個人塾では塾長がSNS運用を担当していることが多いのではないでしょうか。


本業の合間にホームページを更新してブログにも記事を投稿、それに加えてSNSの運用行うのはかなり大変ですが、SNSの普及率を考えると疎かにするわけにはいきません。


1年前のデータですが、ICT総研の調査によると日本のSNS利用者は8,270万人で、普及率はなんと80%を超えています。


2022年度SNS利用動向に関する調査




どう運用するか


SNSの重要性については理解をしていても、いざ運用をしようとすると投稿の内容や頻度、運用担当者など、考えなくてはいけないことがたくさん出てきます。


ウェブ解析士の井水大輔氏によると、SNSの運用にあたっては以下の10項目をあらかじめ決めておくことを推奨しています。


  1. 運用目的

  2. 対象となるユーザー層

  3. 利用するメディアと理由

  4. KPI指標

  5. 各メディアでの集客手段

  6. 運用方針・投稿頻度

  7. ベンチマーク参考アカウント

  8. 緊急時の対応

  9. 運用担当&責任者

  10. 2週間程度の投稿案





運用目的(1)とKPI指標(4)について


SNSマネージャー養成講座代表の田村憲孝氏によれば、企業のSNS運用の目的は大きく分けて以下の3つに分けられると言います。


① 認知拡大

② ユーザーとの接点確保

③ 販売・集客


「SNS運用って本当に役に立ってるの?」とは言わせない! ビジネスで成果を示すSNS分析とは


このうち、個人塾で目的として設定しやすいのは「②ユーザーとの接点確保」だと思われます。塾生や保護者とのコミュニケーションをSNS上でも展開することで、塾に対する親密度向上やロイヤリティの醸成が期待できます。


また、この場合のKPI指標(目標値)について、上記の記事では「エンゲージメント数」をおすすめしています。

※「エンゲージメント」とは、SNS上で発生している交流のことで、コメントやいいね、引用リツイートなどのことを指します。


より多くのエンゲージメント数を得るためにはどうしたらいいのか?と考えながら運用をすることは、SNS運用に対するモチベーションを保つことにもつながります。


もちろん「①認知拡大」や「③販売・集客」を目的にするのも良いと思います。ただし、この場合に運用効果を期待すると、SNS広告の利用を検討する必要があるケースが多いので注意が必要です。




運用方針・投稿頻度(6)について


前述の井上氏によると、運用頻度に縛られて投稿するネタを無理に考えるのではなく普段のお仕事や顧客とのやり取りの一部を切り取るように意識をすることが、無理のないSNS運用につながる、としています。


SNSコンテンツをどう作るか毎日悩んでいます。継続のコツや作り方のコツを教えてください!


学習塾であれば、授業の様子や塾生からの質問、保護者とのコミュニケーション、地域の学校の動向などからネタを拾っていくイメージでしょうか。

上記の記事では「日々の業務すべてが投稿のネタになる」とも書いてあります。


また、下記の記事では、担当者一人で運用するのではなく、なるべくチームで運用することを推奨しています。


SNSのコンテンツを毎日継続して作るには? 上司が納得して、改善もできるレポート作成術も教えて!


SNSの運用目的が「ユーザーとの接点確保」なのであれば、塾生と年齢が近い若手や保護者とのコミュニケーションが上手な社員などを巻き込むことができると良さそうです。




緊急時の対応(8)について


SNS運用の際の心配事のひとつに「炎上」リスクがあると思います。

前述の記事では、炎上リスクの軽減方法として次のような投稿を避けること、もし投稿をする場合は十分に注意すること、と紹介されています。


さ:災害・差別

し:思想・宗教

す:スパム・スポーツ・スキャンダル

せ:政治・セクシャル(含LGBTQ・ジェンダー)

そ:操作ミス(誤投稿)


投稿をする前に上記に該当していないかチェックをすれば、リスクが抑えられそうです。




前述のICT総研の調査によると、日本で最も利用率が高いSNSはLINEで、次いでYouTube、Twitter、Instagram、Facebook、TikTokの順に続いています。


各SNSに特徴がありユーザー像にも傾向があるので、目的や貴塾の方向性に合ったSNSを選んでどんどん活用していきましょう。

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