LINE公式アカウントを利用して塾生のモチベーションを上げる方法
- 加藤 邦彦
- 4月20日
- 読了時間: 3分
「宿題の提出率が思わしくない」「授業の予習意欲が続かない」──そんな悩みを抱える塾長も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめしたいのが、LINE公式アカウントを使った“塾生モチベーションアップ施策”です。いつも使い慣れたLINEだからこそ、ちょっとした声かけが生徒のやる気を後押ししてくれます。
1.宿題のフォローアップ
宿題を出されて喜ぶ子供はいません。少なからずテンションは下がります。
授業後や帰宅のタイミングを狙って、下がってしまったテンションを上げるフォローアップメッセージ「今日の宿題ポイント」を送りましょう。
なぜ、この宿題が必要なのか「めあて」を伝え、この宿題をすることでどんな効果があるのか、長期目標のなかでの役割を伝えることで、宿題に対する意欲を高めます。
例えば…
【宿題フォロー】 今日の理科プリント、 ポイントは「光の屈折」! 来週の実験で役立つから、 めあてを意識して解こう😊
2.次回授業の予告
「次回の授業ではこんな面白い分野に突入するぞ」というイントロダクションを披露しましょう。イメージとしては映画の予告編です。
授業の前日に「明日は○○を解説!」といったメッセージを配信します。この予告はそのまま次の授業のアイスブレイクにも再利用できるので一石二鳥です。
例えば…
🌟明日は数学のパズル回! 「数列の法則」をゲーム感覚で学びます🎮 予習はナシでOK!楽しみにしててね
3.褒めて伸ばす
褒められて悪い気がする生徒はいないでしょう。
かの船井総研も「褒めて伸ばす手法」は「長所進展法」と呼び奨励しているそうです。
コーチングの世界的権威、トム・コラネンによる褒め方の5つの原則 1. 直後に、その場で褒める 2. 最高の出来ではなくても、少しでも良くなったら褒める 3. 個別に褒める 4. これまでにない行動を絶えず褒める 5. 優れた習慣を折に触れて褒める
人を褒める要素としては「プロダクト評価」と「プロセス評価」があります。
プロダクト評価・・・宿題やテストなどの目標に対する「結果」を褒める
プロセス評価・・・目標達成に対する「過程」と「努力」を承認する
褒める要素を見つけるのが難しい生徒、逆に真面目で優秀であるがゆえに手を掛けなくなってしまっている生徒には「プロセス評価」が有効です。
「よく、塾に来たね」「君の模範的態度にいつも感謝している」と折に触れて褒めるメッセージを送りましょう。
LINE公式アカウントにはメッセージの予約配信機能や個別チャットの機能があり、生徒のモチベーションを上げるためのコミュニケーションが容易に取れます。
ぜひ活用して塾生のモチベーションアップに活かしましょう!
参照:
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