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  • 加藤 邦彦

LINE公式アカウント活用のすすめ

スマートフォンの普及率が高まり、手軽なやり取りが求められる現代において、LINEはメールや電話よりも便利なコミュニケーションツールとして定着しています。


LINEヤフー株式会社によると、LINEのユーザー数は9,500万人(日本人口の約7割)とのことですから、もはやインフラと言っても過言ではないサービスです。


多くの塾でも、塾生や保護者とのコミュニケーション手段として、LINEを利用していることと思います。


ただ、例えば塾長や先生の個人のLINEアカウントで塾生や保護者とのやり取りを行う場合、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちです。

たとえ塾長本人はそれでもよくても、従業員である教室長や先生にも同様の対応を求めるのは難しいことです。


また、塾生や保護者とのグループチャットを活用する際、一斉送信は便利ですが、グループメンバーの発言が全員に公開されるためメンバーに対するプライバシーの配慮が必要です。

メンバーによっては発言しにくく感じることもあるでしょう。



こうした課題に対処する手段として、LINE公式アカウントの活用が考えられます。


実際のところ、多くの塾は既にLINE公式アカウントを持っていますが、その機能を十分に活かせていないケースも見受けられます。

LINE公式アカウントは、塾と生徒や保護者との円滑なコミュニケーションをサポートするための強力なツールになりますので、既に持っているのであれば活用されることをおすすめします。


例えば、LINE公式アカウントは、個人のアカウントと同様にメッセージを「友だち」に一斉送信することができます。

一方で、「友だち」からLINE公式アカウントへのメッセージは1対1のチャットとして扱われ、その内容は他の「友だち」には公開されません。

この仕組みは、メールでBCCを使用して一斉送信するのに似ていますが、より手軽で効果的にコミュニケーションを行える点で優れています。


また、LINE公式アカウントには、個人アカウントにはないビジネス向けの便利な機能が多く備わっています。

そのため、塾生や保護者とのコミュニケーションツールとして利用しつつ、集客(塾生獲得)のためのツールとしても利用できます。


その一部を以下にご紹介します。

  1. ステップ配信: メッセージの内容、送信回数、タイミングを指定して自動化することができます。新しく「友だち」になってくれた方に対して、塾からの「お役立ち情報」を提供するのに役立ちます。

  2. 応答メッセージ: 「友だち」からメッセージが送られてきた際に、特定のキーワードに対する自動返信を設定できます。これにより、お問い合わせへの迅速な対応やチャットの効率化をすることができます。

  3. リッチメニュー: トーク画面の下部に表示されるカスタマイズ可能なメニューで、塾のホームページへのリンクを設定したり、上記の応答メッセージと組み合わせて利用することができます。

  4. 予約配信機能: メッセージを送信するタイミングを任意に設定できます。春期講習やイベントの案内などをベストのタイミングで配信することができます。


前述のようにLINEの利用率は非常に高く、見込み客(将来の塾生候補)が利用している確率も同様に高いことでしょう。

LINE公式アカウントを上手に運用することで、見込み客に貴塾のことを知ってもらえる可能性が高まります。

しかも、(上限はありますが)基本的には無料で利用できます。



この度、塾のLINE公式アカウント運用のお手伝いができればと思い「LINE公式アカウントBasic」コースを修了し「LINE Green Badge 資格」を取得しました。

また、LINE公式アカウント運用支援の窓口として塾サイトプロの公式LINEアカウント(@527qnliv)を開設いたしました。


さらに、LINE公式アカウントの開設支援と見込み客ネットワークの獲得(友だち募集)スキームをパッケージにしたサービスを近日中に公開予定です。


何かご質問やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

塾のコミュニケーションを効果的かつ効率的に改善するお手伝いをさせていただきます。

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