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  • 加藤 邦彦

Googleアナリティクスをマーケティングに活かすコツ

多くの塾でもホームページにアクセス解析ツールの「Googleアナリティクス」を導入していると思います。

ただ、定期的にGoogleアナリティクスのデータを確認して自塾のマーケティングに活かせている塾は少ないように思います。


Googleアナリティクスの実際の画面を紹介しながら、マーケティングに活かす基本的なコツをお伝えしたいと思います。




時系列のユーザー数

時系列のグラフではユーザー(生徒とその保護者)の数が急増・急減している期間を探します。

一般的には、チラシの配布や期間限定講習の開催、地元メディアの紹介などの理由によってユーザー数が増加します。反対にホームページの不調により急減することもあります。


急増・急減した理由に心あたりがなければ、より詳しい調査をした方がいいこともあります。




ユーザーの地域

ホームページにアクセスした生徒もしくはその保護者の地域をチェックします。

オンライン専門の塾でなければ、地元地域からのアクセスが最も多くなるはずです。地元地域からのアクセスが少なければ、ホームページの内容を見直して、地元地域の見込み客に有益な情報を掲載するようにしましょう。


なお、個人塾であればもう少し粒度の細かい「市区町村」のデータをチェックした方がいいかもしれません。




ユーザーの年齢

ホームページにアクセスしたユーザーの年齢層をチェックします。

小中学生向けの塾であれば保護者世代(30~40代)のアクセスが多く、高校生向けの塾であれば本人世代(10代)がアクセスする割合も増えてくると思います。

ターゲットとなるユーザーの年齢層と合致しているか確認しましょう。




デバイスの割合

生徒とその保護者がホームページを見た時に利用していたデバイス(端末)の割合をチェックします。おそらく多くの塾でスマホ(MOBILE)の割合が6割ぐらいになると思います。


スマホの割合が高ければスマホで、PC(DESKTOP)の割合が高ければPCで、自塾のホームページを一度見てみましょう。生徒やその保護者の目線で使いにくいところや見にくいところがないか、チェックされることをおすすめします。




デフォルトチャネルグループ別のアクセス数

「デフォルトチャネルグループ」とはGoogleアナリティクスが定義した流入経路のことで、それぞれ下記のような流入経路に分類されています。


Organic Search・・・Yahoo!JapanやGoogleのような検索サイト

Organic Social・・・TwitterやYouTubeのようなSNS

Direct・・・ブックマークやQRコードなど

Refferal・・・自塾以外の外部のホームページ

Paid Search、Display・・・インターネット広告

など


ちなみに、QRコード経由のアクセスは通常ではDirectに含まれ他の経路(ブックマークなど)と区別することができませんが、QRコード作成するときにひと手間を加えることで、判別ができるようになります。


チラシのQRコードに流入経路情報を加える方法




ページ別の閲覧数

ページ別の閲覧数をチェックすることで、生徒とその保護者が貴塾のどんな情報を知りたがっているのかがわかります。

多くの塾ではトップページが最多、次いで料金表(コース)になると思います。


ホームページの改善を行う場合、閲覧数の多いページから順に手を加えることが、時間的にも費用的にも効率的です。




デフォルトチャネルグループ別のコンバージョン数

「コンバージョン」とはホームページの目標もしくはそれが達成された回数をあらわします。塾のホームページであれば、お問い合わせフォームの送信や短期講習の申し込みフォームの送信が、多くの場合コンバージョンにあたります。


流入経路別にコンバージョン数をチェックすることで、どの流入経路がコンバージョンに貢献したのかがわかり、どの流入経路からのユーザー獲得にチカラを注ぐべきかが明快になります。


※コンバージョンを測定するためには、あらかじめGoogleアナリティクスにコンバージョンの設定を行っておく必要があります




基本は比較

アクセス解析の基本は「比較すること」です。

例えば、春期講習募集期間のアクセス状況について、今年と去年を比較することで行った施策の良かった点・悪かった点を洗い出すことができます。


是非Googleアナリティクスを貴塾のウェブマーケティングに活用してください。

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