加藤邦彦の「塾経営デジタル革命」 最新ウェブマーケニュースまとめ(2025年7月分)と「contents.nagoya 2025」イベント参加レポート
- 加藤 邦彦

- 7 日前
- 読了時間: 10分
塾生獲得実践会様のメルマガに連載させていただいている「加藤邦彦の『塾経営デジタル革命』」から、2025年7月分の「最新ウェブマーケニュース」をまとめました。
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2025年7月1日
contents.nagoya 2025 イベント参加レポート
~ Google検索アルゴリズムの裏側:裁判資料が語る真実 ~
2025年6月28日、愛知県の名古屋国際センターで開催されたイベント「contents.nagoya 2025(コンテンツ ドット ナゴヤ)」に参加しました。参加したセッションのうち、日本のSEOの分野で三本の指に入る専門家である住 太陽さん(ボーディ有限会社)のセッション「裁判資料と特許情報で明らかになったGoogle検索アルゴリズムの秘密」について、前後半の2回に分けてレポートをお届けします。
背景:Googleをめぐる訴訟と公開資料
このセッションは、2020年10月にアメリカ司法省がGoogleを提訴したことで公開された裁判資料をもとに構成されています。裁判を通して明らかになったGoogleの内部資料や保有する特許情報もあわせて分析し、検索アルゴリズムの実態に迫る内容でした。
第1部:Google検索アルゴリズムの秘密
ユーザーの反応が検索順位を決める
Googleはページの内容そのものよりも、検索結果に対するユーザーの反応を重視しています。例えば、検索結果をクリックした後にすぐにまた検索結果ページに戻るような反応は「悪い反応」として評価し、反対に検索結果ページに戻らなかったり、全く別の検索キーワードに移行したりする行動は「良い反応」として評価しています。
住さんはこれを「Googleはユーザーに聞いて学んでいる」と表現し、検索結果ページは「どの結果が一番いいと思う?」という問いかけのようなものだと説明していました。
特許情報が示す「指名検索」の重要性
セッションでは、以下のようなGoogleの特許が紹介されました。
指名検索をページランクのように扱う特許
検索後のクリック率をサイト品質とみなす特許
つまり、ユーザーがブランド名や会社名を直接検索する「指名検索」は、Googleにとって信頼性や人気の指標となっており、検索後のユーザーの行動(直帰やエンゲージメント)は、ホームページの品質を決める指標として利用しているのです。
Google検索の3本柱とその優先度
| 要素 | 内容 | 重要度 |
1 | Body | 掲載内容などページそのものの要素 | ★ |
2 | Anchors | 被リンクなどの外部要素 | ★★ |
3 | User - Interactions | 検索ユーザーの反応・行動 | ★★★ |
これはGoogleの内部資料から発見された「Google検索の3本柱」という資料を表にまとめたものです。住さんは「下に行くほど関わる人数が増えるため、優先度が高く設定されているのでは」と分析していました。
2025年7月8日
contents.nagoya 2025 イベント参加レポート
~ Google検索アルゴリズムの裏側:裁判資料が語る真実 ~
2025年6月28日、愛知県の名古屋国際センターで開催されたイベント「contents.nagoya 2025(コンテンツ ドット ナゴヤ)」に参加しました。参加したセッションのうち、日本のSEOの分野で三本の指に入る専門家である住 太陽さん(ボーディ有限会社)のセッション「裁判資料と特許情報で明らかになったGoogle検索アルゴリズムの秘密」について、前後半の2回に分けてレポートをお届けします。
背景:Googleをめぐる訴訟と公開資料
このセッションは、2020年10月にアメリカ司法省がGoogleを提訴したことで公開された裁判資料をもとに構成されています。裁判を通して明らかになったGoogleの内部資料や保有する特許情報もあわせて分析し、検索アルゴリズムの実態に迫る内容でした。(先週の続きです)
第2部:中小企業が指名検索を獲得するためにできること
覚えてもらうことが第一歩
指名検索を獲得し検索上位を目指すには、まずユーザーに「覚えてもらう」ことが重要です。そのために、ブランド名や商品名、会社名は、覚えやすく、検索しやすく、統一感のある表記にすることが求められます。これはホームページだけではなく、チラシ、看板、名刺などすべてに当てはまります。
サービスごとに複数のドメインで展開している企業の場合は、ひとつに統合することを提案することもある、と住さんは話していました。
認知を広げやすいタイミングは「商品を届けた瞬間」
商品やサービスが届いた瞬間は、ユーザーのロイヤリティが最も高まるタイミングです。このときにSNSでのシェアやGoogleビジネスプロフィールでのレビュー投稿を促すことで、指名検索やクチコミを増やすことができます。住さんは「SEO戦略のゴールは『存在感』である」と語っており、中小企業の場合は専門特化か地域密着(もしくはその両方)で存在感を高める戦略が良いであろうと提案していました。
メルマガ読者の方にはおなじみかとおもいますが、森先生も「友人紹介を得る最大のチャンスは入塾後3週間以内にある」と「21日間感動プログラム」のなかで仰っています。
質疑応答で得られたヒント
セッション後の質疑応答の時間で以下のようなヒントも得られました。
ユーザーの検索意図を意識したコンテンツ制作は依然として有効である
大企業との名称被りには地名や業種を加えた対策をしよう
今後のSEOをひとことで言うと「その会社を探す検索(指名検索)を増やすこと」
ゼロクリック検索の増加によって、いわゆる「お役立ち情報」の価値は下がるだろう(ただし業種による)
まとめ:Googleではなく「ユーザー」を見よう
Googleの検索結果は、Google自身ではなく「ユーザーの行動」によって作られています。したがって、検索エンジンに向けた施策ではなく、ユーザーに向けた施策こそがこれからのSEOにおいて最も重要なのだ、というメッセージを感じたセッションでした。
2025年7月15日
contents.nagoya 2025 イベント参加レポート
~ AI時代に求められるヒューマンタッチなコンテンツ ~
2025年6月28日、愛知県の名古屋国際センターで開催されたイベント「contents.nagoya 2025(コンテンツ ドット ナゴヤ)」に参加しました。参加したセッションのうち、京都でSEOに強いコンテンツ制作会社を経営されている松尾 茂起 氏のセッション「AI時代に求められるヒューマンタッチなコンテンツ」に参加した感想レポートを前後半の2回に分けてお届けします。
AIの得意分野と活用方法
AIは以下のような分野で特に力を発揮します。
検索:膨大な情報の中から必要な情報を素早く抽出
比較:複数の選択肢を並べて違いを明確にする
精読の補助:難解な文章の理解を助ける
言い換えによる理解支援:わかりやすい表現に変換してくれる
これらの機能は、教育現場でも生徒の理解を深めるためにも活用できると感じました。例えば、難しい教材をAIにわかりやすく言い換えてもらうことで、学習のハードルを下げることができそうです。
さらに、複数種類の生成AIを同時に使うことで、それぞれの得意分野を活かした「良いとこ取り」が可能になります。おすすめツールとして、複数のAIを一括で使える「ChatHub」を紹介されていました。
AIを前提としたコンテンツ設計
松尾氏は「これからはユーザーがAIを使うことを前提にしたコンテンツ作りが必要」と語っていました。AIが知らない情報はAIを使うユーザーにも伝わらないため、AIに参照される情報を意識したコンテンツを用意することが重要となります。商品やサービスに関するあらゆる情報を網羅的に掲載することで、AIが貴塾の情報をユーザー(見込み客)に提示する可能性が高まります。
これを松尾氏は「AIにクチコミをしてもらう」という考え方で紹介をしていました。結局のところ、これは現在のSEOと同じ考え方でもあります。ホームページで「塾長の教育理念」「生徒の声」「授業風景」など、貴塾ならではの一次情報を積極的に発信する重要性がますます高まるであろうと感じました。
2025年7月22日
contents.nagoya 2025 イベント参加レポート
~ AI時代に求められるヒューマンタッチなコンテンツ ~
2025年6月28日、愛知県の名古屋国際センターで開催されたイベント「contents.nagoya 2025(コンテンツ ドット ナゴヤ)」に参加しました。参加したセッションのうち、京都でSEOに強いコンテンツ制作会社を経営されている松尾 茂起 氏のセッション「AI時代に求められるヒューマンタッチなコンテンツ」に参加した感想レポートを前後半の2回に分けてお届けします。(先週の続きです)
一次情報の価値とその言語化
AIが生成する文章は便利で誰でも簡単に文章が書ける時代になっています。だからこそ、その人にしか書けない体験や経験といった一次情報の価値がますます高まっていくであろうと松尾氏は分析していました。
塾長自身の教育経験や生徒とのエピソードなどは、AIには生成できない正に「生の声」です。塾長の「生の声」をホームページに掲載しAIに参照させることで「AIにクチコミをしてもらう」効果が期待できます。
しかし、一次情報の言語化は得手不得手があり、なかなか難しいと感じる塾長も多いと思います。そこでおすすめの方法として第三者との「インタビュー形式の会話」を紹介していました。会話を通じて考えが整理され、これまで気付いていなかった自塾の強みを再発見できる可能性もあります。
ちなみに、ここでもAIの強みを活かすことができると松尾氏は話していました。録音したインタビューの内容をAIに渡すことで、文字起こしと情報の整理をしてもらうことができます。また、授業の様子や教室の写真をAIに読み込ませることで、視覚から得られる情報を言語化するヒントを得ることも可能です。
AIを使いこなす「目利き力」
AIは責任を取りません。最終的な判断と責任は人間にあります。AIを正しく使いこなすためには「目利き力=リテラシー」が必要で、AIが普及するほど利用者のリテラシーも問われるようになるでしょう。
リテラシーの土台は知識や教養であり、学習塾はまさにその知識や教養を育む場であると考えます。これこそが、AIには代替できない学習塾の強みなのだと感じました。
【Microsoft Copilotによる要約】
解決された主なトラブル(調査結果) 表示エラー(白画面など):42%→ プラグインの競合や更新作業が原因。 管理画面へのログイン不可:20%→ URL変更や二段階認証の失念など人為的ミスも影響。 不正アクセスによる改ざん・乗っ取り:16%→ ランサムウェアやフィッシングサイトなどの被害。 「WordPressリカバリー」機能とは エックスサーバーが独自開発したAIシステムにより、WordPressサイトのトラブルを自動診断・復旧する機能。 専門知識がなくてもクリック操作だけでトラブルを解決可能。 利用が進む背景 中小企業や個人事業主が自らサイトを管理するケースが多く、更新や保守が後回しになりがち。 メンテナンス不足によるトラブルが増加。 AIによる自動復旧が、初心者にも安心感を提供。
レンタルサーバーを提供しているエックスサーバー株式会社のプレスリリースです。「WordPressリカバリー」というAIを活用したシステムによって解決されたWordPressのトラブルについてまとめられています。
リリース内でも紹介されている画面が白くなってしまったり管理画面にログインできなくなるトラブルは、WordPressのサイトを管理しているとたびたび遭遇します。従来であればFTP接続等でサーバーにアクセスをして復旧作業を行う必要がありましたが、レンタルサーバー側のシステムで復旧できるのは便利そうだと感じました。
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